このワインを造る生産者　フランツソーモン氏は、周りからストイックすぎる手仕事をする生産者！と言われています。

素晴らしいワインには「果実味」と「酸味」が十分に必要となりますが、彼のワインは毎年とても強く、印象的な酸味を感じていました。

酸味が強い印象のワインは、少し熟成期間が必要となり、時間と共にその酸がまろやかになって来る時が飲み頃です。そのため、今、美味しく飲めるワインを販売するアヴォートルサンテでは、なかなか販売する機会が少ない商品でした。

そんなフランツソーモンのソーヴィニョン2018がとびっきり旨い！と現地情報を耳にしたため、早速テイスティング。

十分な果実味と骨格のしっかりとした酸がとてもバランスよく、本当に素晴らしい味わいでした。

これを抜栓してからどのくらい持つか？と試験したところ、10日間以上経ってもヘタることなく生き生きとしています。これはフランツソーモンの個性である、しっかりとした「酸味」が影響していると考えられます。

あまりの美味しさにテイスティングも10日で飲み切ってしまい、その後どこまで美味しさが保たれているのかテストできませんでしたが、本当に素晴らしいワインです。

出来も良く、量も豊富に日本へ入荷してきたようですが、美味しいワインはあっという間に売り切れてしまいます。この機会に是非お試しください。