2018/06/11 12:44

(写真:ムロと呼ばれる部屋で米仕事をする蔵人)

 

 フランスで5月に開催された日本酒コンテスト「2018 蔵マスター」の純米部門で、杉錦の「山廃純米酒 天保十三年」が出品酒300点の中から、TOP5に選ばれました。

フランス人ソムリエ、レストランオーナーが審査し、食事に合うことを考え、選出されました。是非一度世界で評価された、静岡の小さな蔵元が造る素晴らしい日本酒をご堪能下さいませ。

 

 

(写真:お酒を搾る風景)

 この天保十三年の味わいを蔵元さんが設計する際、「赤ワインの味わい」を念頭に置いて造られています。米から造る日本酒はもちろんワインとは異なるお酒ですが、赤ワインのようにしっかりとした酸味があり糖分は少なめ、渋味と熟成感を含む複雑な味わいで、料理と一緒に楽しめる酒にしたいと考えられています。

 

 

現在の日本酒マーケットでは、高精白の好適米を低温で醗酵させることで、酸味が少なく吟醸香のあるフレッシュな酒質を目指すのが一般的です。天保十三年はそのような価値観に囚われず、低精白、高酸度、熟成感を含む複雑な味わいで、料理と一緒に楽しめる酒です。

 

 旨味の詰まった濃い味わいの日本酒です。煮物やとんかつ、中華料理やベトナム料理など幅広い食事に合わせやすいので、食事と一緒にお楽しみください。